初デート(付き合う前)気をつけること

男性の「付き合ってよ」というセリフは性的な欲求と直結していますが、それに対して女性の「いいよ」は往々にして「好きになれそう」という意味で使われることが多いようです。

初デートが大事なことは言うまでもありませんが、他人が使って成功した方法をあなたが使えるとは限りません。なのでここでは消去法で、初デートで、やってはいけないこと(NG集)をまとめてみました。

【1】コントロール不能と思われてはいけない

「キムタクってカッコいいなぁ~」
「キムタクだったらHしてもいいでしょ?」
「それはイヤかな」
「???????」

こんな会話を女友達と一度はしたことがあると思います。男には理解できないこの感情ですが、女性には普通なのです。なぜなら、いかにイケメンだろうが金持ちだろうが、自分がコントロールできない男であっては意味がないからです。コントロールできないということは、その男性の愛情や資産を独り占めできないことを意味するからです。

従って女性の脳内では、
【コントロールできる=性格がいい】
【コントロールできない=性格が悪い】

という図式が否応無しに描かれるようになっています。

個性的すぎるファッションをしていたり、あまりにもブレなさすぎる性格をしていると【自我が強い=コントロールできない】という判断をされるため、嫌われます。

【2】気を使いすぎてはいけない

すごく気を使う人と喋っていると、すごく疲れます。この理由は気を使う人は無意識のうちに、相手に対しても「気を使え」という無言のプレッシャーをかけているからです。褒められると「こっちも褒めなきゃ」と人は思うんですね。

そして「気を使う=相手のことを信用していない」という図式も成り立ちます。自分の事を信用していなくて、なおかつ一緒にいて疲れる相手と恋愛したいと思う人はいません。気を使うのであれば、相手に気付かれないように使うべきです。マナーとは本来そういうものです。

【3】優しくしすぎてはいけない

人の根源的欲求は「子を産み、成功者にすること」です。なので女性は、生まれた子供を成功者へと導いてくれるような、知性と厳しさを持った男性に惹かれるようにできています。「やさしいだけの男はダメ」なんて昔から言われますが、あれは本当だったんですね(笑)

何かの記念日だとか、大きな借りがあるだとかの「優しくする理由」があればいいのですが、どの女性にでも終始優しい男性というのは極端な話「誰でもいいからHしたい」と言ってるのと同じです。そのような男性がモテるハズがありません。

女性は、全ての男性に優しくされたいワケではなく、自分が好意を持っている男性だけに優しくされたい生き物なのです。(一切やさしくするなという意味ではありません)

【4】元カノの悪口を言ってはいけない

女性は、興味のある男性から以前に交際していた女性の話を聞きだそうとします。これは自分が付き合った時の見通しを立てるためです。なので冗談半分でも元カノの悪口を言えば、自分も付き合ってフラれたら、そのようなネタにされるのでは思います。女性は男性よりも常に先の未来を想像しているのです。

とはいえ褒めすぎると今度は逆に、「元カノにまだ未練があるのでは?」と疑われます。なので、よほど駆け引き上手な男性以外は、元カノの話は一切しないというのが無難です。

【5】理想の男を演じてはいけない

人は、自分の思い通りになるものには、魅力を感じことができません。タダで貰った物よりも、一生懸命バイトして買った物の方が、誰でも大切にします。簡単にクリアできるゲームよりも、難解なゲームをクリアした時の方が何倍も嬉しいものです。

これは「手に入れるのに使った労力分だけ、その魅力がプラスされる」という法則があるからです。全てにおいて理想で、しかも相手に労力をかけさせない男性というのは、たぶんモテませんし、すぐに飽きられます。これは単純ですが、ものすごく重要です。

【6】相手に合わせすぎてはいけない

会社のお昼休み。あなたがラーメンを食べに行こうとしたら上司から、「カレーを食べに行かないか?」と誘われました。すると殆どの人は、ラーメンが食べたかったことを隠して、「カレーいいっすね」とか言うハズです。

人間関係というのはこのように、立場の弱い者が強い者に合わせるのが普通です。もちろん恋愛でも同じで、レベル的に劣位な人が、優位な人に合わせるというシステムが全てのカップルで成り立っています。つまり、相手に合わせるということは、自分の劣位をアピールしているのとあまり変わらない行為なワケです。

自分よりも魅力が劣る人と付き合ってもいいと思ってる人はこの世にいないワケですから、相手に合わせてばかりの人は損をしているということになります。女性は、自分に合わせてほしいワケではなく、惚れた男性の所有物になりたいと思っていることを忘れてはいけません。

【7】完璧な人を演じようとしてはいけない

恋愛に必死な人ほど、ミスなく振舞おうとする傾向があるようです。しかし、無難にこなそうとすればするほど、相対的に個性は失われます。自分にしかないものがなければ、女性を自分だけに引きつけておくことはできないワケですから、自分を出さずに恋愛をすることなどできないということがわかります。

本当に実力のある男性は、自ら欠点や悪癖を暴露するものです。テレビで、昔の失敗談などを話しているのは、たいていが成功した勝ち組の男性であることからもそれがわかります。女性は、このことをよ~く分かっています。初デートでは、わざと失敗してみせるぐらいの余裕が必要だと思います。

【8】多くの時間を用意していはいけない

あなたが女性だとして、交際前の男性から「日曜日の13時待ち合わせ」のデートに誘われたら、どう思うでしょうか?もしも、まったく気が合わない相手だった場合、最悪の場合、終電まで12時間近くも一緒にいないといけません。耐えられるでしょうか?

女性は常に最悪のケースを想定しますので、初っ端から「丸一日デート」はオススメしません。「映画だけ」「ディナーだけ」など、予め終了時間が想定できるような誘い方をするべきです。初デートから遊園地やテーマパークなどの一日デートに誘うのは、よほどの恋愛上級者の男性以外は、やめておいた方がいいでしょう。